投稿者: Atelier TEKUTOEの記事一覧

世田谷区の住宅Monoclinicで、ドイツのTVの撮影がありました。

先週の水曜日に、弊社が設計した世田谷区の住宅Monoclinicで、ドイツのTV番組の撮影がありました。
インタビュアーはモンゴル出身で高校生まで日本で育った方で、日本語によるインタビューとなりました。そしてカメラマンはオーストリアの方というインターナショナルな撮影チームでした。
竣工後一年がたち、アウトドアの好きなクライアントのために設計した暖炉のある趣味空間の土間は、愛車のバイクがおいてあったり、好きなお酒が並んでいたりして、楽しんで使っていただいている様子が伺えました。
インタビューは、大きなトップライトのある、温かな光のあふれるリビングルームで行われました。
山下が建築家を志したきっかけからこの家の設計に込めた思いまで的確な質問をしてくださり、山下は「都会には空という自然が残されている。この家には『空』と『火』を取り込むことで、自然と人間との関係を再構築したいと考えた。」と、設計に込めた思いを伝えることができました。

 

 

 

バウンダリー・ハウスで、海外の展覧会のための取材がありました。

先週の土曜日に、弊社の設計した千葉県の「バウンダリー・ハウス」にて、来年度海外で開催される展覧会のための取材がありました。
みかんぐみのマニュエル・タルディッツ氏とフランス人の写真家の2名がいらしてくださり、山下とクライアントご夫妻を交えてのインタビューと撮影が行われました。
音楽や読書、自然をこよなく愛するクライアントご夫妻は、おふたりの暖かいお人柄が伺える素敵なエピソードを沢山お話してくださいました。
四季を通じて、空の色や雲の流れる様子の変化を、家の中からも楽しみながら生活されていること。雨上がりには、屋上に水を飲みにきた小鳥や烏が、トップライトの窓から顔をのぞかせること。夜中にトイレに起きるときも、電気をつけずに月明かりを楽しみながら家の中を歩くこと等。
自然と寄り添う日々の生活を楽しみ、この家をとても大事に思ってくださっており、とても嬉しく思いました。
山下も、様々な角度からのタルディッツ氏の質問に対して、この住宅の設計において考えたことを明解に語り、今後の仕事に対するビジョンや決意を新たにすることのできた、とても有意義で楽しい取材となりました。
皆様、どうもありがとうございました。