基礎の耐圧盤の配筋検査を行いました。鉄筋のピッチ、寸法、結束状況などを確認しました。1階に水回りが計画されているため、給排水の先行配管もチェックします。高さの確認も問題ありませんでした。
2012.07.20現場定例
本日現場定例に行ってまいりました。昨日までの暑さはどこにいったのか、本日は涼しく大工さんの作業もはかどっていました。
冷暖房システムのHR-C、ダイニングテーブルが取り付く鉄骨柱が設置され、リビング・ダイニングの空間がはっきりと分かるようになってきました。フローリングが貼り始められ、本日寝室内のフローリングが貼り終わりました。
今回新しく鉄骨ブレースをデザインしています。本日はそのプレートが取り付いたのを確認出来ました。これまで天工人でやってきた、線で構成したブレースではなく、既製品のブレースと、造作のプレートを合わせた構成をしています。抜けを最大限確保出来るよう、プレートの大きさを最小限にし、強度も充分確保して設計しました。最終的にどのような仕上がりになるのか楽しみです。
アトリエ・天工人では、土プロジェクトを通して東北地方の復興支援活動を行なっています。
今回は、宮城県南三陸町の歌津迎賓館「鍵」プロジェクトについてご報告したいと思います。
歌津迎賓館「鍵」
歌津迎賓館「鍵」とは、震災以後仮設住宅団地として利用されている平成の森の敷地内にて建設を進めてきた地域住民のための集会場です。
栃木の有志団体“チーム日光”が中心となり、多くのボランティアの方々と建設を進めてきました。
この建物は、1m程土を掘り出した竪穴式住居の様な形式をとっています。
今回は、その掘り出した土を材料として利用し、内壁を土ブロックで仕上げたいと依頼を受け、アトリエ・天工人では、現地での製作・指導を行いました。
製作風景
4月より製作を進めてきた土ブロックによる仕上げも完了し、5月23日の落成式にて歌津迎賓館「鍵」は南三陸町に寄贈されました。
落成式の様子
現地の土を使った土ブロックは住民の方々にも興味を持って頂く事が多く、また土ブロックで仕上げることでより多くの方々に親しまれる集会場として利用して頂ければと願っております。
2012.06.15 外壁下地張り
今日は梅雨の合間の晴れの日です。
外壁の下地が張られると一気に進んだような印象を受けます。
屋根の防水シートを張りました。
梅雨なので雨の対応を早めに進めていきます。
写真は屋根の骨組が美しく写っています。
ここには高性能断熱材を吹きつけし、ボードを貼って仕上げますので
今、この瞬間のみ垣間みれる建築の美しさのひとつです。