アーカイブの一覧

川崎市Si邸改修工事

2012.12.18

本日、現場にてクライアントさんと打合せを行いました。

3階のフローリングも貼られ始めました。

今回、2・3階住居部分は白っぽいフローリングです。

また、開口部の窓台も取付始められ、空間の骨格が見えてきました。

通常より奥行きのある窓台。

ベンチとしても使えそうです。

2012年もあとわずか、寒い日が続きますがよろしくお願いします。

千葉市M邸

突板の選定に川口市にある山一商店へ行ってきました。

突板とは木材を0.2~0.6mm程の厚さでスライスしたもので、合板に接着したものを化粧材として家具や建具、壁面等の仕上げ材として使用します。

山一商店代表の山内さんに木材の性質についてご説明頂き、実際の突板を確認し、木目の美しいシカモアとサペリを選ぶ事ができました。

いつもご丁寧にありがとうございます。引続き宜しくお願いいたします。

川崎市Si邸改修工事

2012.12.13

LGS下地も3階が終わり、置き床工事が始まりました。

今回は配管スペースをとるため、フリーフロアを使用しました。

鉄骨、RCなどで良く使われている工法です。

足を立て、下地のパーティクルボード、捨て張り合板まで施工しています。

先週、フローリングの仕様も決まったので仕上げのフローリングが貼られるのが楽しみです。

 

川崎市Si邸改修工事

2012.12.10

ウレタン工事も終わり、LGS下地工事が行われています。

ウレタンなので、もちろん内部は火気厳禁です。

三階の天井から順に下階へと進む予定です。

本日の打合せであらかた仕様が決まってきました。

クライアントさん、施工業者の方、職方さん方、寒い中での打合せ、ありがとうございました。

 

横浜市H邸

桜や梅の立派な既存樹が敷地を囲う、とても豊かな土地。

南棟2階は、それらに対して360度等価に開口を開く計画としました。

深い軒先・縁側やソファ・畳など、気持ち良く過ごせるスペースを方々に設えます。

年末には、木製サッシが山形から到着予定。

サッシが入るまで、雨仕舞が大変なのですが、監督の念入りな養生のお陰で、これまでの雨に全くさらされていません。

ありがとうございます。

 

 

渋谷区F邸

2012.12.06 建て方

本日は建て方の工程に入った現場のチェックを行いました。
狭小地でスキップフロアの構成になっており、
全面道路も狭い為、大工さんの手運びでの建て方となりました。

棟木周りの難しい納まりも大工さんの手刻みで施工して頂き、
きれいに納まっていました。

躯体が建ちあがり、空間の輪郭がはっきりしてきました。

 

川崎市Si邸改修工事

2012.12.03

断熱材吹付け工事が行われました。

外壁面、天井に硬質ウレタンが吹付けられました。

柱、梁と外壁との隙間も充填されており、きっちり気密もとれるようになりそうです。

まだまだ寒い現場ですが、少し暖かくなったような気になりました。。

世田谷区Hアパートメント

オープンハウスを来週末に控え、外構工事が進んでいます。解体前の建物で使われていた御影石を、今回の計画でもアプローチの敷石で再利用しています。狭隘道路のセットバック、隣地との塀の解体も終わり、新設するフェンスのブロック積みが進んでいます。外構の土間打ち、前面道路の復旧工事がともに来週終わり、オープンハウスを迎えます。お時間のある方は是非お越しください。

川崎市Si邸改修工事

2012.11.21  墨出し

本日、墨出しの確認を行いました。

既存デッキコンクリートスラブの上の墨、外壁ALCに書かれた高さの墨、各部確認を行いました。

改修のため、設計から大きな変更があるかとも思っていましたが、ほとんど違いなく設計を変更せずにすみそうです。

明日から1階鉄骨梁部分のロックウール撤去です。

夜になると寒くなってきましたが、監督さん、職人さん、よろしくお願いします。

 

 

気仙地方/気仙大工/古民家

 

夏頃に調査を行った岩手県大船渡に11/14、15の1泊2日で行ってきました。
今回は気仙大工が手掛けた大船渡市吉浜の小松家を実測調査しました。
今回も気仙大工研究所の平山氏にご案内頂きながら、現在もお住まいの小松さんご夫婦にもお話を聞かせて頂きました。

小松家は明治27年(1894年)に建てられた民家で、築100年以上建っていますが、現在もとてもきれいに住まわれています。
敷地内には裏山や鮎がとれる小川などがあり、一番上の写真の沿岸部への眺望もとても美しく、自然豊かな敷地に建っています。
今回のブログでは、この小松家でみられた気仙大工の木造技術をいくつか紹介していきます。

玄関を入るとすぐ、大黒柱やH400×W200 の立派な梁が現れます。
野縁には、現在では柱につかう4寸角の角材が使用されており、
正確に455ピッチで配されていました。
この根太の上に張られている面材は、1階の天井材と2階の床材を兼ねており”踏み床天井”と呼ぶそうです。
欄間に施されている彫刻は家紋のアゲハ蝶で、 周りには7厘の線材がはめられています。
気仙大工の中では、「5厘は細し、10厘は太し、7厘がちょうどよし」と言われているそうです。
また、欄間の隅に穿たれている穴は「鼠潜り」といって、細い線材を鼠がかじって穴をあけてしまわないようにあらかじめ設けられているものです。
床の間にも同じ鼠潜りが設けられています。
それぞれの細工は一軒一軒違い、同じものは2つと無いそうです。

 

その他、気仙大工が建てた建物には欄間や床の間に限らず細かな細工がされており、気仙大工の技術の高さを体感しました。
今回は、気仙地方の寺社建築も見学したので、後日UPしたいと思います。

世田谷区Hアパートメント

足場が解体されました。1階のサイディングは今後のため、コントラストのあるボリュームはまだ認識できませんが、建物の外観が良く分かります。内部も仕上げの塗装、クロス工事に進んでいます。外構工事などを進めていき、12月8日にオープンハウスを行う事が決まりました。詳細は改めてホームページにアップします。

千葉市M邸

千葉市M邸上棟しました。

建築面積の大きさから2日間にかけての建方となりました。躯体が立上り、建物のヴォリューム、開口位置等を確認することができました。