カテゴリー: 【プロジェクト】の記事一覧

【進行中 指宿高齢者プロジェクト 上棟】

高齢者プロジェクト

梅雨の合間の快晴!!

指宿高齢者プロジェクトの上棟式を行ってきました。

梅雨を迎える前に、複雑な折り重なる屋根を形づくるべく現場の方々が

頑張って下さいました。

当日はどこからともなく近所の老若男女の皆様が集まり、盛大な上棟の餅撒きの

儀式が行われました。とても楽しく素敵な時間を過ごさせて頂きました。

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NEW久山コモンズ配信!

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2014.12.10~福岡地下鉄にて広報開始!

昨年より山下が九州大学の客員教授となって進めてきた、福岡県糟屋郡久山町での街づくりプロジェクト。九大の学生と考えた案をコーポラティブハウスの専門家「アーキネット」さんとのコラボレーションにより、再提案しています。

集まって住むからこそ生まれる共用緑地1080㎡をもつ、緑に囲まれた住宅です。久山町という自然豊かな環境を生かした住宅の提案、農と生きる住まい方の提案をしています。

10日より3日間、16日より3日間と福岡の地下鉄でポスターをご覧頂けます!また、天神駅には新しいパンフレットも設置いたしました。より多くの方々に見て頂けますように。

▼問合せ・資料請求はこちら
天工人west(株式会社アトリエ・天工人九州支店) 窓口:イソベ
Tel:092-711-9565 Fax:092-711-9551 Mail:west@tekuto.com

 

博多駅にて「手軽な農」のある暮らしの提案

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2014.04.19 JR博多シティ

先日の久山町での住民説明会に引き続き、博多駅でも住民説明会を行いました。少しずつですが、山下の考える「手軽な農」のある暮らしは広まりつつあります。

以前より食の安全性は問われていますが、何を信用して購入すれば良いのかと考える方は増えてきています。自分たちの目の前で育てること、農のある暮らしをすることによって、安心で安全な食生活を手に入れられる、そんな暮らし方、住まいを提案しています。

ただ、「農」はつらいとか大変そうとかイメージが先行しがちです。そこで長く続けることが出来るための「手軽な農」なのです。ぜひ興味がある方は、最後の説明会が5月18日(日)に同じくJR博多シティにて行いますので、この機会にぜひお越しください。

久山町にて売建住宅の住民説明会開催!

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2014.04.05 福岡県糟屋郡久山町

昨年10月より、代表の山下が九州大学の客員教授として進めてきました「美と健康の街づくりプロジェクト」の第一回住民説明会を今回の敷地にもなっている久山町にて行いました。

3月に開催されたワークショップまでは、九州大学の学生を中心に進めてきましたが、ここからは販売も視野に入れ、工務店主催の開催です。久山町は、福岡市から車で20分の立地であるのにもかかわらず、町の条例により宅地開発化を制限したため、今でも緑や自然が約3分の2もの残る豊かな場所です。敷地周辺では蛍も生息します。また、医療の観点からも「ひさやま方式」と呼ばれる世界的にも有名な健康づくりの取り組みを50年以上続けてきている町です。まさに美しさと健康を手に入れるには絶好の場所。

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水耕栽培を取り入れたキッチンも実演販売。これは、水耕栽培のパイオニアである企業とキッチンメーカーとのコラボレーションによって生まれた「Agri-kitchen」です。目の前にある新鮮な野菜をすぐ食卓で食べることが出来る夢のようなキッチンが完成しました。今回のプロジェクトの趣旨でもある「手軽に農を楽しむ」ことにぴったりなキッチンです!今年の10月より販売を行うということですので、要チェックですね!

福岡天神にてワークショップ開催!

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2014.03.21 九州大学院生との街づくりワークショップ

昨年の10月から九州大学の授業で学生とともに考えてきた内容の最終成果発表として、福岡天神にて九州大学とともにワークショップを行いました。山下が2006年から提唱し続けてきた「美と健康の街づくり」の福岡県久山町バーションです。

2時間の開催となりましたが、多くの方々にご来場頂きました。当日は、水耕栽培を組み込んだキッチンを展示。水耕栽培で出来た美味しい野菜も試食して頂きました。安全で新鮮な野菜のある暮らしを今後も提唱していきたいと思います。

今後は、学生に変わり工務店との連携で売り出しを開始いたします。まずは4/5の説明会を皮切りに、いよいよ街づくりのスタートです!

九州大学にて学内発表開催!

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20140221九州大学学内発表

昨年の10月から山下が客員教授を務めます、九州大学の大学院の授業の成果発表会が先日行われました。山下が以前より提唱している「美と健康の街づくりプロジェクト」のひとつとして、福岡県にある久山町の敷地で8戸の住宅を設計しています。この5ヶ月間、学生とともに進めてきた内容を外部の講師をお呼びして、ご意見を伺いました。

3月21日には福岡市天神にて公開ワークショプを行います。当日は学生たちによるこのプロジェクトの説明や水耕栽培で育てた植物の無料試食会もあります。発表会では実際に試食もしてみました!何もつけなくても味がしっかりとし、甘味もあって美味しかったです。

詳細が決定次第、ご案内いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

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九州大学授業:3つのチーム毎に打合せを行いました。


先日も各チームに分かれて打合せを行ってきました。
2時間程度授業時間を設けているのですが、毎回あっという間に時間がきてしまいます。
次回は、ご協力いただく企業の製品の見学会を予定しています。

写真:左から「”建築”チーム」 「”農”チーム」 「”広報”チーム」 「全体」

詳しくは「天工人WEST」のホームページから

九州大学授業:美と健康の街づくりプロジェクトでは、3つのチームを設けています。

美と健康の街づくりプロジェクトでは、「建築」「農」「広報」の3つのチームを設けて検討を進めます。
各チームに先生方、ご協力頂く企業のスタッフの方にメンバーとして入っていただき、より現実的なご意見を頂きます。
学生さんの柔軟な視点×プロの現実的な視点が、本プロジェクトのポイントとなります。

九州大学授業:学生さん達と役場の方と、敷地の現地調査に行ってきました。


美と健康の街づくりプロジェクト
~住むことで、健康と美しさを獲得できる街~

”美と健康の街づくり”は、山下保博が2006年から進めているプロジェクトです。
今年から山下は九州大学で客員教授を務めており、
今回は九州大学と地元企業とでプロジェクトを進めていきます。

先日学生さん達と一緒に、
プロジェクトを進める地域の役場の方と敷地の現地調査に行ってきました。
役場では町長さんにお時間を頂き、その町について話して頂きました。

また、役場窓口の担当者の方にご協力頂き、計画を進める前に
確認すべき法規関係について説明して頂きました。
町長を始め、役場の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

このプロジェクトは大学の授業に合わせ、半年間で一気に進めていきます。
引き続きこちらのブログで紹介していきたいと思います。

ぜひご覧ください。

⇒詳しくは「天工人WEST」のホームページから

気仙地方/気仙大工/古民家

 

夏頃に調査を行った岩手県大船渡に11/14、15の1泊2日で行ってきました。
今回は気仙大工が手掛けた大船渡市吉浜の小松家を実測調査しました。
今回も気仙大工研究所の平山氏にご案内頂きながら、現在もお住まいの小松さんご夫婦にもお話を聞かせて頂きました。

小松家は明治27年(1894年)に建てられた民家で、築100年以上建っていますが、現在もとてもきれいに住まわれています。
敷地内には裏山や鮎がとれる小川などがあり、一番上の写真の沿岸部への眺望もとても美しく、自然豊かな敷地に建っています。
今回のブログでは、この小松家でみられた気仙大工の木造技術をいくつか紹介していきます。

玄関を入るとすぐ、大黒柱やH400×W200 の立派な梁が現れます。
野縁には、現在では柱につかう4寸角の角材が使用されており、
正確に455ピッチで配されていました。
この根太の上に張られている面材は、1階の天井材と2階の床材を兼ねており”踏み床天井”と呼ぶそうです。
欄間に施されている彫刻は家紋のアゲハ蝶で、 周りには7厘の線材がはめられています。
気仙大工の中では、「5厘は細し、10厘は太し、7厘がちょうどよし」と言われているそうです。
また、欄間の隅に穿たれている穴は「鼠潜り」といって、細い線材を鼠がかじって穴をあけてしまわないようにあらかじめ設けられているものです。
床の間にも同じ鼠潜りが設けられています。
それぞれの細工は一軒一軒違い、同じものは2つと無いそうです。

 

その他、気仙大工が建てた建物には欄間や床の間に限らず細かな細工がされており、気仙大工の技術の高さを体感しました。
今回は、気仙地方の寺社建築も見学したので、後日UPしたいと思います。

宮城県南三陸町戸倉西戸

震災から一年半以上たった今も南三陸町では重機による瓦礫の撤去が続いています。同じ被災地でも地域ごとに復旧の速度は異なるようです。南三陸町は関東以南からのアクセスが悪く、同じ宮城県内の石巻、女川と比べボランティア参加者も少ないとのことで、復旧の進行にも影響があったかと考えられます。そのため南三陸町のボランティアセンターでは、今も瓦礫撤去の人手を募集している状況です。更に最近では、漁業支援や地域の子供を対象としたワークショッププログラム等のニーズが高まっているようです。

戸倉地区では町内の瓦礫を処理するための大規模な災害廃棄物処理場の建設が進められていました。各地域の一次仮置場の瓦礫が運び込まれているようです。

戸倉地区内の西戸という地域は、海抜が低く、広い範囲で津波の被害を受けました。もともと農業が盛んであった西戸では耕作地が多く、それらも津波の被害を受けたと聞きました。十数戸の仮設住宅が建てられている場所も元々は畑として利用されていたそうで、滞在中も仮設周辺の畑で住人の方々が働いている姿を目にしました。

現在、アトリエ・天工人では、西戸にて塩害を受け耕作等に使えなくなってしまった土を建築の材料として土の倉庫の建設を進めています。

宮城県女川町「おちゃっこクラブ」

女川町の町立病院の敷地内に、震災後に建てられた「おちゃっこクラブ」という施設があります。

軽飲食料を提供しているほか、施設内には女川町のお祭りの写真や獅子舞などが飾られており、地域の文化を伝える役割を担っているようにも感じられます。

おちゃっこクラブにて、土ブロックの技術を利用し女川の土を用いて土のタイルを製作しました。女川で採集した土は赤みをもっているのが特徴です。土のタイルには、製作に関わって頂いた方によってメッセージを記したものもあり、それらは獅子舞を展示するための棚や壁面に使用しています。おちゃっこクラブを利用される方々に女川町の文化・地域性を伝える手助けとなればと願っております。