釜石漁師のみんなの家の点検・補修を行いました

8月17から19日にかけて、2013年11月に竣工した「漁師のみんなの家」の補修に行ってきました。

海辺の強風のせいか少し杉皮屋根がはがれてきた部分があったので、杉皮を手作業でむいて屋根に葺き補強し、残りはストックとして保管しました。

10ヶ月ほど経ち、竣工当時よりも建物全体が淡い色合いになり、落ち着いた風合いになってきました。入り口に近づくと、木の良い香りがしてきます。ボランティアのみなさんと雨の中塗った思い出の土壁も健在です。

17日は小雨が降り続き、一日中じめじめした天気でしたが、翌18日は朝9時頃から急に雨がやみ、太陽が出てきました。外に出てみると、なんと杉皮屋根から湯気が!夜間に雨や雪で冷やされ、湿った屋根が急激に温まることで起こるらしく、茅葺屋根でもこのような現象が見られるそうです。

自然が生み出す幻想的な風景に、とても癒されました。

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釜石 漁師のみんなの家

東北においでの際はぜひ、みんなの家にお立ち寄りください。