台中市文化センター

多様性を備えた建築

多様性とは、人間も含めた地球上の全てのモノが役割を持っていることを意識し、お互いがすごく親しい関係の中で、それぞれが生かされている状況を意味する。
建築の多様性とは、その建築が存在する地域の歴史性や地理性を踏まえたうえで、空間を構成する素材、構造、工法の多様な構成から生まれ、「自由さ」と「気軽さ」と「心地よさ」からなる。

活き活きと鼓動する<細胞のような建築>が、外部の諸条件にフレキシブルに反応し、利用者にとって最適な環境を外部からの最小限のエネルギーで生み出す。

適切な配置計画により、差異を与えられた個別の細胞のような構造体がその位置、その高さ、その大きさによって的確に機能し、個別の適切な機能諸室の器となると同時に総体として快適な環境を生み出す。

建築的多様性により<知と記憶の創発>を促す。

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所在地台中市
建築用途美術館・図書館
意匠設計山下保博/アトリエ・天工人

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