アルミリングハウスプロジェクト No.1
敷地は橋本駅から徒歩15分程度の場所に位置する閑静な住宅地の一画である。
今回の計画では構造、放熱器及び照明などの機能を兼ね備えたアルミ押出材を使用し、リング形状が持つ特性を生かして各居室との関係について考えた。
居室の空間を大きく確保し、アルミリングを入れ子状に配置することで、アルミのリング材が各居室の床や間仕切りの要素に代わり、外皮の断熱性能を向上させることで、放熱器となるアルミリングの性能を高めた計画となっている。
アルミリングが各居室の室内環境を快適にし、アルミの持っている質感が室内を柔らかく包み込んだ豊かな空間となっている。
竣工 | 2008 |
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所在地 | 神奈川県相模原市 |
建築用途 | 専用住宅 |
敷地面積 | 119.94㎡(36.27坪) |
建築面積 | 50.51㎡(15.27坪) |
延床面積 | 81.97㎡(24.79坪) |
構造 | 木造+(アルミ造) |
階数 | 地上2階 |
意匠設計 | 山下保博+田中洋一/アトリエ・天工人 |
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構造設計 | 佐藤淳+高田雅之/佐藤淳構造設計事務所 |
施工管理 | 松岡茂樹+北岡 翼/ホームビルダー |
写真撮影 | SOBAJIMA Toshihiro |