Development of glass structures/ ガラスの構造の展開

これらガラスブロック組積造にまつわる一連の取り組み、実験を繰り返すことで新たな挑戦を実現していく手法は、海外からも高い評価を得て、山下のトレードマークにもなりました。
ガラスに関する知見を多く得た山下は、薄い板ガラスを構造的に用いる挑戦も行っています。「伝泊 The Beachfront MIJORA」のガラスのバスルーム（L字に配置した板ガラスで屋根を支える）、小松市の伝泊に設置した「弘法の霊水サウナ」（3方向の板ガラスの組み合わせ）である。

また、「教会プロジェクト」では、後に開発された「土ブロック」とガラスブロックを組み合わせた構造を提案しました。

光を透過するガラスを使った、素材・構法のチャレンジはこれからも続けていきます。