神奈川県の逗子に建つこの住宅は、ご夫婦と子供二人という家族構成です。
設計をするにあたり、「木」という素材の持つ様々な機能やイメージを新しい生活スタイルに活かしたいと考えました。住宅は、木パネルでできた2つのリング状の空間を組み合わせ、さらにひねった形になっています。この構成によって、様々な方向への広がりを持った豊かな生活空間が生まれました。木パネルは構造材でもあり、さらに断熱・調湿の機能を持つため、ムダな仕上げはせず、木肌をそのまま活かした内装仕上げになっています。
木肌の触感や香りといった視覚だけでなく五感で感じられる住空間を持った住宅を実現することができました。
第9回日本木青連木材活用コンクール「木造建築部門賞」
【海外】 (中国)A-Z(ARCHITECTURE ZONE) 1(RIHAN.CC)
放映
テレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」 2007.12月
竣工 | 2005/4 |
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所在地 | 神奈川県逗子市 |
建築用途 | 専用住宅 |
敷地面積 | 127.2㎡(38.47坪) |
建築面積 | 27.49㎡(8.32坪) |
延床面積 | 64.2㎡(19.42坪)※法定 |
構造 | PCa-PW(プレストレストウッド)造 |
階数 | 地上2階 |
意匠設計 | 山下保博+平下旬子/アトリエ・天工人 |
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構造設計 | 徐光 /JSD |
施工管理 | 菊嶋秀生+山下謙也/キクシマ |
写真撮影 | 吉田誠 |