「R・トルソ・C」がfib(国際コンクリート工学連盟)賞を受賞しました。

山下保博 x アトリエ・天工人設計物件「R・トルソ・C」が、世界で最も権威のあるコンクリート構造物の団体 fib(国際コンクリート工学連盟)の最優秀作品賞を受賞いたしました。

fib(fédération internationale du béton)は、コンクリート及びコンクリート構造の学術団体として世界で最も権威のある団体で、4年に一度開催されるfib国際会議の時期に合わせて賞の選考を行っています。今回の最優秀作品賞は建築部門2件、土木部門1件が選出されております。
授賞式は2018年10月9日にfib国際会議のディナーの席上で華やかに行われました。

九州南部の火砕流堆積物シラスを細骨材として利用したコンクリートを建築の分野で初めて用いた「R・トルソ・C」は、2016年に日本コンクリート工学会作品賞、2017年にアメリカコンクリート工学会(ACI)の”総合部門最優秀賞”と”低層部門第1位”のダブル受賞に輝きました。日本、アメリカのダブル受賞と今回の受賞により、コンクリートの重要な賞の四冠を達成したことになります。この小さな建築にこめられた社会的意義を評価してくださった審査員と、多くの困難を共に乗り越えて下さった関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

R・Torso・C

 

授賞式にて 左:山下保博 右:野口教授

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