2021年7月発売の「Crea Traveller」にThe Beachfront MIJORAが掲載されました。
2021年2月8日発売の雑誌『Casa BRUTUS』(株式会社マガジンハウス出版)の「SMALL LUXURY- 小さな宿にこもって過ごす楽しみ。-」特集で伝泊シリーズの1つ「伝泊 The Beachfront MIJORA」が掲載されます。
「島の自然と対話する」ひとときをお過ごしいただける宿泊施設と、曇りや雨の天候でも魅力的な奄美大島をご紹介いただきます。
ぜひ書店でお手に取ってご覧ください。
(共同リリース)
2019年7月11日
株式会社百戦錬磨
株式会社アトリエ・天工人
日本航空株式会社
株式会社百戦錬磨(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:上山康博、以下「百戦錬磨」)のグループ企業であるKessha株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:上山康博)、株式会社アトリエ・天工人(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山下保博、以下「天工人(てくと)」)、日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:赤坂祐二、以下「JAL」)の3社による「平戸城「城泊」JV」(以下「城泊JV」)は、平戸市(長崎県、市長:黒田成彦)が実施した「平戸城懐柔櫓(かいじゅうやぐら)宿泊施設化改修・運営事業」(以下、「本プロジェクト」)の事業者公募において、優先交渉権者に選定され、平戸市と基本協定書を本日7月11日(木)に締結いたしました。
本プロジェクトの推進により、日本初の「城泊(キャッスルステイ)」施設が常設化されます。欧米中心の富裕者層インバウンド旅行者をメインターゲットに、2020年夏の開業を目指します。
平戸城 天守閣
空間イメージ(提案書より)
平戸市は、長崎県最北端の市として日本最古の南蛮貿易の拠点となった城下町であり、世界文化遺産に登録される長崎・天草地方の「潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産を保有しています。日本100名城にも選定され、平戸のシンボルともいえる平戸城の大規模改修に合わせ、今回、海に面した絶好のロケーションである懐柔櫓を宿泊施設化するための公募が行われました。これは、2017年に平戸市が百戦錬磨と共同で「平戸城キャッスルステイ無料宿泊イベント」を実施し、国内外の約7500組の応募を獲得、その後の平戸市の欧米圏の観光集客に寄与したことから着想されたものです。
今回の公募にあたり、「城泊JV」が提案した「城泊」という概念が、「城」を中心に、周辺の遊休資産や観光資源を活用し、平戸ならではの歴史・アート・食を複合的に体感いただくことで、地域活性につながる事業であることが高評価を受けたものと考えております。
本プロジェクトにおける各社の役割として、全体プロデュースおよび施設運営を百戦錬磨グループ(Kesshaおよび百戦錬磨)が担当、施設の設計・監理を天工人が担当、プロモーション・送客をJALが担当します。
集客から運営まで体験型宿泊のパイオニアである百戦錬磨の企画をベースに、奄美群島にて伝統的な建築と文化をテーマに宿泊施設の設計・運営を多数手掛けている天工人ならではの格調高い施設設計・内装デザインと、JALの持つ世界と地域をつなぐ路線ネットワーク・プロモーションチャネルなど、各社の強み・ノウハウによる事業シナジーを最大限発揮し、海外に向けた「城泊」ブランドの構築、そして平戸市の観光資源を活用した「体感型観光」の推進により、平戸市および長崎県、九州全域も含めた交流人口の拡大を目指します。
また、2020年の開業に先駆けて、「城泊」の魅力を発信していただく「城泊アンバサダー」を国内外より募集いたします。ご登録いただいた方より抽選で5組様に開業前の無料宿泊イベントにご招待させていただきます。そのほか特典として、「城泊」情報を定期的にお届けするほか、百戦錬磨の運営するユニークステイの予約サイト「STAY JAPAN」の全施設で使える5%OFFクーポンをプレゼントいたします。この機会にたくさんの方のご参加をお待ちしております。
(応募専用サイトURL:http://mag.stayjapan.com/ja/lp/ambassador/)
<平戸城懐柔櫓宿泊施設化改修・運営事業>
現在、倉庫となっている平戸城の櫓の一つである懐柔櫓の長寿化と合わせて、城の宿泊施設としてリニューアルする。
名 称:平戸城懐柔櫓
立地場所:長崎県平戸市岩の上町亀岡1458
構 造:鉄筋コンクリート造 2階建て
規 模:延床面積 126.84㎡ 床面積(1階 86.25㎡, 2階 40.59㎡)
開業予定:2020年夏
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社百戦錬磨 (担当:石原、鞍掛)
電話:03-6206-9176 メール:pr@hyakuren.org
日本航空株式会社 広報部 報道グループ
電話:03-5460-3105
株式会社アトリエ・天工人 広報(担当:藤原、佐藤)
電話:03-6439-5540 メール:media@tekuto.com
天工人代表・山下保博 が設計したオフィスビル「ボルトン」が公益社団法人 日本コンクリート工学会の作品賞を受賞し、2019年6月17日に開催された表彰式で賞状と楯を授与されました。
クライアントの「ボルトン工業」は、ボルトやナットを中心に数万点にもおよぶ建材を扱う会社です。この建築は、ボルトの形態にインスピレーションを受け、一筆書きのような、連続する壁と三次元的につながる空間を内包する形態を模索した結果生まれました。
予算は限られていたものの、交通量の多い産業道路に面するため防音に優れたRC造を採用し、地盤の弱さから建物の軽量化を追求し、コンクリート躯体を極限まで削り出した結果、見えて来たのが、このマスクメロンのような構造体でした。
低コストながら挑戦的な造形のコンクリート建築が実現したのは、長年のパートナーである施工の松岡茂樹氏と構造設計の佐藤淳氏とチームを組み、理解あるクライアントに恵まれたおかげです。実はクライアントの山本竜太郎社長と松岡氏は中学時代の同級生。一緒に表彰を受けることができ、大変光栄です。
photo: 傍島利浩
photo: 傍島利浩
表彰式にて(左より松岡社長、山本社長、山下)
東京都荒川区の鉄骨造 3階建て住宅の再生(改修)プロジェクトRenatusが竣工を迎え、クライアントのご厚意で見学会を開催させていただく運びとなりました。
幽玄と漆黒の中を彷徨うオブジェクト、墨絵を基調に吟味を重ねた仕上げ素材、光と視線と風をコントロールする多孔質な外殻。弊社専務・松野 勉 (Ben Matsuno)のアトリエ・天工人でのデビュー作、リノベーションの枠に収まらない<リ・ジェネレーション>の新作です。
ご興味のある方はぜひ下記までお申し込みください。(ご来場予定時間と人数を事前にお知らせ頂けると助かります。)折り返し案内図を含めた資料をお送りいたします。
場所:東京都荒川区
日時:2019年4月21日(日)13:00~17:00
お申込み:media@tekuto.com
2019.03.06
山下保博 および山下が代表をつとめる建築設計事務所アトリエ・天工人(東京都渋谷区)と奄美設計集団(鹿児島県奄美市)の設計したリゾートホテル「ネストアット奄美ビーチヴィラ」が、アジア・パシフィック・プロパティ・アワードの「ホテル建築部門」と「新ホテル建設・デザイン部門」の2部門のダブル受賞を達成いたしました。表彰式は5月14日、15日にタイ・バンコクのマリオット・マーキス・クイーンズパークにて開催されます。
「アジア・パシフィック・プロパティ・アワード」は今年で26年目を迎え、商業及び住宅用不動産における開発、建築、インテリアデザインの45部門にわたり表彰する、アジア太平洋地域で最も有名かつ栄誉ある賞です。審査は80名の専門家からなる委員会により、デザイン、品質、サービス、イノベーション、オリジナリティ、サステナブルな取り組みなどの観点から行われています。
|アワード公式サイト|https://propertyawards.net/
写真提供:ネストアット奄美ビーチヴィラ http://www.nestatamami.com/
「ネストアット奄美ビーチヴィラ」は鹿児島県大島郡龍郷町に2017年11月竣工、2018年4月オープンしたリゾートホテルです。奄美出身である山下保博が敷地探しから関わり、奄美の歴史や自然を読み解き、周囲の宿泊施設について入念にリサーチを行ったうえで計画されました。
設計コンセプトは「ハザマをデザインする。」広大な空の海のハザマの中での自己解放感、自然と人間のハザマで壊されてきた植生をできるだけ昔の姿に保全するランドスケープ計画、伝統と新しさのハザマの中で開発した、新たな建築フォルムと地域素材「泥染めイタジイ」が特徴です。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」はユネスコの世界自然登録が間近と言われており、バラエティのある宿泊施設が必要とされています。この施設が奄美の本格的リゾートとして貢献することを願っています。詳しくは弊社ホームページをご覧ください。
|プロジェクト紹介ページ|https://www.tekuto.com/works/nest_at_amami_beach_villas
|構想から完成までのプロセス|https://www.tekuto.com/story/nest_at_amami
今回の受賞に際し、アトリエ・天工人代表・山下保博は次のように述べています。「10年近くアジアのリゾートを視察してきた中で、最初に設計にたずさわったリゾート計画が自分の故郷の奄美となったことをクライアントに深く感謝します。地域ごとのコンテクストを再構築しながら、新たなアジアン・リゾートを定着させていきたいと思います。」
奄美の伝統建築や動植物から着想を得た、プール・ヴィラ内観(写真:以下すべて傍島利浩)
プライベート・プールのあるプール・ヴィラの広いデッキ
大島紬の手法で染めた地元木材で外壁・屋根を覆ったプール・ヴィラ外観
昔ながらの植生を再生し、海辺の集落のイメージで配置されたヒルサイド・ヴィラとオーシャン・ヴィラ
【ラジオ放送のご案内】
1月20日(日)に、ラジオ「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送)で伝泊について、アトリエ・天工人代表の山下がお話させていただきます。
30分間、女優の戸田恵子さんと奄美や伝泊で大変盛り上がりました。
ぜひお聞きください。
<各地の放送日時>
ニッポン放送
日曜14時00分~14時30分
STVラジオ
日曜9時30分~10時00分
東北放送
日曜9時30分~10時00分
北陸放送
日曜17時00分~17時30分
静岡放送
土曜17時00分~17時30分
東海ラジオ放送
日曜11時30分~12時00分
ABCラジオ
土曜23時00分~23時30分
中国放送
日曜11時00分~11時30分
九州朝日放送
日曜17時30分~18時00分
番組ホームぺージ 「戸田恵子 オトナクオリティ」
http://www.1242.com/otona_quality/
山下保博 x アトリエ・天工人設計物件「R・トルソ・C」が、世界で最も権威のあるコンクリート構造物の団体 fib(国際コンクリート工学連盟)の最優秀作品賞を受賞いたしました。
fib(fédération internationale du béton)は、コンクリート及びコンクリート構造の学術団体として世界で最も権威のある団体で、4年に一度開催されるfib国際会議の時期に合わせて賞の選考を行っています。今回の最優秀作品賞は建築部門2件、土木部門1件が選出されております。
授賞式は2018年10月9日にfib国際会議のディナーの席上で華やかに行われました。
九州南部の火砕流堆積物シラスを細骨材として利用したコンクリートを建築の分野で初めて用いた「R・トルソ・C」は、2016年に日本コンクリート工学会作品賞、2017年にアメリカコンクリート工学会(ACI)の”総合部門最優秀賞”と”低層部門第1位”のダブル受賞に輝きました。日本、アメリカのダブル受賞と今回の受賞により、コンクリートの重要な賞の四冠を達成したことになります。この小さな建築にこめられた社会的意義を評価してくださった審査員と、多くの困難を共に乗り越えて下さった関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
R・Torso・C
授賞式にて 左:山下保博 右:野口教授
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