奄美群島でまちづくりに取り組む「伝泊」(本社:奄美イノベーション株式会社 鹿児島県奄美市 / 代表取締役:山下保博)の運営する4種類の宿泊施設『伝泊』と複合施設『まーぐん広場』が、このたび国際的なエコラベル「グリーンキー」(Green Key)を2つ取得しました。
「グリーンキー」とは、環境に配慮したホテル・レストラン・キャッピング場などに付与される国際的なエコラベルのこと。今回、新築の宿泊施設「伝泊 The Beachfront MIJORA」と、改修をコンセプトにした宿泊施設「伝泊 古民家」(笠利地区のみ)「伝泊 奄美 ホテル」「伝泊 フレンドリー」の3種類の宿、それぞれにおいて、宿泊施設(一般部門)ならびに宿泊施設(15部屋以下小規模部門)の2部門の「グリーンキー」エコラベルの取得に至ることができました。
当社では、今回のエコラベル取得を契機に、今まで以上に奄美の豊かな自然と集落文化をオーバーツーリズムから護りつつ、奄美の自然と集落と人に寄り添う宿泊施設の運営を目指して、継続的な環境への取り組みを続けてまいります。
グリーンキー(Green Key)取得の概要
対象施設の名称:新築の宿泊施設、改修をコンセプトにした宿泊施設のカテゴリーごとに、宿泊施設(一般部門)ならびに宿泊施設(15部屋以下小規模部門)の2部門の「グリーンキー」エコラベルの取得をいたしました。
・新築の宿泊施設:伝泊 The Beachfront MIJORA
・改修をコンセプトにした宿泊施設:伝泊 古民家(笠利地区のみ) / 伝泊 奄美 ホテル / 伝泊 フレンドリー
グリーンキー(Green Key)とは
「グリーンキー」とは、環境に配慮したホテル・レストラン・キャンピング場などに付与される国際的なエコラベルのこと。1994年、デンマーク環境保護庁(Danish Environmental Protection Agency)の支援を受け、デンマークのホテルに対するエコラベル制度としてスタートし、現在、日本の6施設を含め66カ国や地域・約3,100以上の施設がこのエコラベルを取得しています。
エコラベル取得には、水・エネルギー消費の削減、廃棄物の減量、オーガニック商品の活用など、94項目の基準のうち80以上の基準を満たすことが要件となっています。グリーンキーのエコラベル基準にはマネジメントやコミュニケーションに関するものも盛り込まれており、従業員・宿泊客・仕入先などホテルに関わる全ての人々への環境教育の推進にも力を入れているのが特徴的。また、グリーンキーの有効期限は3年ごとの更新が必要であるため、ホテルは継続的な環境への取り組みが不可欠となっております。