ニュースカテゴリー: お知らせの一覧

スピングラス・アーキテクツ + アトリエ・天工人が那珂川町の博多南駅前ビル等改修実施設計プロポーザルを獲得しました。

福岡県にある那珂川町の「玄関」ともいえる『博多南駅前ビル』が、建物としてのメンテナンスや機能向上、町の活性化を図るためにリニューアルされることとなり、その改修実施設計者の選定プロポーザルが行われました。

結果、スピングラス・アーキテクツ+ アトリエ・天工人が設計者として指名を受け、改修設計がスタートいたしました。

「駅」としての利用者は多いものの、建物の利用が少ない現在の博多南駅前ビル。この再整備によって、市民の地域活動が活性化し、様々な情報やモノが往来することでコミュニティの絆が強くなるような場を目指しています。

 

YA-CHI-YO がウォールストリートジャーナルに取り上げられました

古民家を「リ・ロケーション」(移築) することで新たに生まれ変わった YA-CHI-YO が、ウォールストリートジャーナルに取り上げられました。

新年早々に行われたインタビューでは、後にライターのLucyさんから「インタビューで語られた非常に興味深い内容を全てカバーできなかったのが残念だ」と連絡がくるほど、様々なプロジェクトを手掛けてきた山下の情熱が語られました。

「狭小住宅」はもちろん、古民家利活用アルミ構造体プロジェクト土ブロックシラスコンクリートといった、環境に配慮しつつ地方の経済活性化を常に考えるアトリエ・天工人 山下保博のプロジェクトが、このように注目を集めるのは大変嬉しいことです。

2016年 WAN Concrete Award

R・トルソ・C2016年 WAN Concrete Award の最終選考6作品に残りました。

WAN Award は、世界72か国が参加し、エントリー総数は1300を超える最も規模の大きい建築賞です。
R・トルソ・C
 はその中のコンクリート建築部門で最終選考に残りました。
2016年WANコンクリート賞を受賞したのは、CKK “JORDANKI” (Menis Arquitectos, SLP) および Salas de lectura, Tepic, Mexico (Fernanda Canales) の2作品。

コンクリート建築部門の審査員を務めたのは下記の4名でした。
・ 新居千秋 氏 (株式会社 新居千秋都市建築設計 代表取締役)
・ Jason Parker 氏 (Make Architects 共同経営者)
・ Elaine Toogood 氏 (The Concrete Center シニアアーキテクト)
・ Simon Anson 氏 (Arup アソシエイト)

”最終選考作品はどれも異なるクオリティを持ち、かつコンクリート使用の素晴らしい事例であるため、一つに絞ることはとても困難だった。”

選考された作品は受賞した作品を含め、それぞれ市庁舎・図書館・コンサートホールなど大規模な施設や公共施設などで、個人住宅はR・トルソ・C のみ。これらの中でR・トルソ・C は健闘し、高い評価を受けました。

残念ながら受賞には至りませんでしたが、最終選考に残ったことはアトリエ・天工人 代表山下の建築を通して環境を考える想いを後押しする結果となりました。以下、審査員による R・トルソ・C への評価コメントをご紹介します。

<R・トルソ・C の評価>
東京の中心に位置するこの住宅は、敷地面積が66㎡と小さい。クライアントの最初の要望は「コンクリートで内外部を包み込み、挑戦的であり、環境的であってほしい」であった。
これに対し天工人は、日本列島の南端にある鹿児島県の火砕流堆積物「シラス」を利用することに決めた。「環境型境型シラスコンクリート」は、砂の60%以上をシラスに変更する事が可能で、調湿、消臭効果が期待できる。建物のコーナーが大きく欠き取られ、それが窓となり空や外部への視界をこの都心の小さな敷地に提供している。

Simon Anson 氏はデザインによって提供される内部空間の広がりに感嘆し、このようにコメントをした。「とても美しい住宅だ。光と空間を探求し、とても多くの性質を兼ね備えている。」

Jason Parker 氏もそれに同意し、次のコメントを残し評価した。「この建築が周辺との関係性の中で佇まうその出で立ちが好きだ。またヴォリュームが彫刻のようにも見えて、とても興味深い。コンクリートがその空間を全て包み込んでいる。」

山下のコメント
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 20161104_wan_concreteaward_3 R-Torso-C House by Atelier Tekuto
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「講演のご案内」 12月3日 福井県立図書館にて (JIA 北陸支部福井地域会 主催)

アトリエ・天工人 代表の山下保博が、12月3日(土) 14:00より 福井県立図書館にて 講演を行います。

[演題] 『地方が元気になる仕組みをつくる』(入場無料)

日時: 12月3日(土) 14:00~16:00
場所: 福井県立図書館 多目的ホール (福井市下馬町51-11 TEL:0776-33-8860)
主催: 公益社団法人 日本建築家協会(JIA) 北陸支部福井地域会

※事前の申し込みは不要です。

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【ラジオ出演のお知らせ】

アトリエ・天工人代表の山下保博が、
『あまみエフエムディ!ウェイブ』の番組
「ゆぶぃニングアワー」内の【夕方フレンド】というコーナーに出演します!

伝泊をはじめとする奄美での活動についてお話します。
インターネットでも視聴可能ですので、ぜひチェックしてみてください♪

もちろん、シマッチュの方はラジオでもぜひ!

【放送日】
9/30(金) 17:30~ ゆぶぃニングアワー内
夕方フレンド(出演は、18:20辺りからの予定です。)
あまみエフエム 77.7MHz

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日本コンクリート工学会で表彰されました。

<2016年 日本コンクリート工学会賞で「R・トルソ・C」が作品賞を受賞>

受賞の理由は、クライエントの要望を取り入れ『まさに、挑戦的で環境に調和したコンクリートとなっている』ため。

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受賞式では、受賞者に賞状と七宝焼の立派な盾が贈呈されました。


アトリエ・天工人 GW休業のお知らせ

下記につきまして、アトリエ・天工人は休業とさせていただきます。

■平成28年5月1日(日)~平成28年5月5日(木)
※5月6日(金)より通常通り営業いたします。

皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

オープンハウスのお知らせ

アイキャッチ

東京都品川区に於きましてコーポラティブハウス「ヒダマリテラス」が竣工し、クライアントのご厚意により完成見学会を開催する運びとなりました。

敷地は東京都品川区の200坪ある大きな旗竿地です。南側には1400年の歴史をもつ寺院が隣接しており、敷地には太陽光がさんさんと降り注ぐ。そんな敷地にコーポラティブハウスという仕組みを活かすため、「みんなでつくる陽だまり」をコンセプトに、

1.全ての住戸に陽だまりを楽しめる外部空間を設ける。
2.それぞれの住戸が開口部の位置や大きさ、ルーバーの有無を自由に設定できるように壁式RC造による構造計画とする。
3.敷地内通路を路地状に敷地中心部まで延ばすことや吹抜けを有するテラスを配置することで、内部にいながら吹抜けや共用通路を介して、隣人とコミュニケーションがとれる構成とする。

以上の3点をコンセプトに設計を進めました。

この機会にぜひお越し下さい。

開催日 :2016年4月9日(土)
時間  :10:00~12:00
敷地住所:東京都品川区
建築用途:長屋(12戸)
敷地面積:658.85㎡
建築面積:392.11㎡
延床面積:956.51㎡
構造  :壁式RC造
階数  :地上3階

意匠設計:山下保博+水上健二+寺嶋利治 / アトリエ・天工人
内装設計:石月亜希子 / アトリエ・天工人 + 倉水恵・荒俣真琴・渡邊美帆・赤尾あずさ / アトリエ・天工人OG
構造設計:本岡淳一 / 本岡淳一構造設計事務所
電気設計:遠藤和広+杉山容子/ EOS plus
機械設計:山田浩幸+佐藤智美/YMO
施工管理:菊嶋秀生+木村陽一 / キクシマ
プロデュース:織山和久+大原智史 / アーキネット

□ 問い合わせ先
完全予約制とさせて頂きます。
下記までお申し込みください。
Tel:03-6439-5540
E-mail:info@tekuto.com (担当:寺嶋)