R・トルソ・C

アトリエ・天工人では、初回のプレゼンテーションをする際に、いくつかの方法がありますが、今回のK邸では、2案を1/50の模型と図面でプレゼンテーションするという方法を取りました。その理由は、敷地の状況、クライアントの要望、イメージなど、色々な条件がありますが、大きな方向性をどちらにするかという計画を進めるに当たって一番大事な点を共有するためです。2案の方向性は、1:角地に建つという事で多面体ボリュームを配置し、それをカットするような窓の取り方という方向性、2:マッシブな四角いボリームを敷地に置き、丁寧に開口や断面を作り込んでいくという2つでした。結論としては、1の方向性になったので、基本設計の段階でさらにスタディを重ねていく事になります。