アトリエ・天工人では、品川区大井町に12世帯のコーポラティブハウス(分譲集合住宅)の設計を行っています。
戸建て住宅のように各住戸の内部空間については、それぞれのクライアントと共に設計を進めていきますが、
建物の外観に係わる部分や敷地内通路の仕上げなどはクライアント全員で事業組合を立ち上げ、
みなさんで議論をしながら設計を進めていきます。
その様子をお伝えしようと考え、設計段階からブログをはじめようと思います。
8/30に第3回目となる事業組合のみなさんが集まる総会が開催されました。
この総会は残り1住戸に申し込みが入り、全12世帯揃って初めての総会となりました。
設計の議題としては、共用部の門扉や宅配ボックスの仕様や、断熱や構造躯体の仕様などを話し合いました。
みなさん共通の財産となる部分なので、とても真剣に議論が進んでいます。
コーポラティブハウスの良いところは、入居前からクライアント同士で話し合いが出来、
コミュニティを作り出していけるところだと思います。
総会後は、計画地の近くで懇親会も開催しました。
写真はプロジェクト名にもある「陽だまり」をテーマにしたイメージを使いながら、
クライアントや設計者、プロデューサー全員で自己紹介をしている様子です。
引越し前からご近所付き合いしているような、とても楽しい懇親会でした。
引き続き、スケルトン・インフィルともに設計を進めてまいります。
よろしくお願いします。