2014.12.12 現場定例
松戸市にて進行中の住宅の現場定例に行ってきました。この住宅には地下室があり、地上階と合わせて工事が進行しています。地下室への階段が取り付いたことで、容易に上り下りが可能になりました。
階段の下を有効活用し、喫煙スペースを作ります。スペースとしては1帖程度ですが、透明のガラス戸がつく予定で、個室と空間としてつながりをもてるようにしました。
2014.11.21
本日完了検査が無事に済みました。
残す工程は塗装工事と外階段の打設のみとなりました。
足場がとれ、前面道路から見ると半分埋まったように見える特徴的な外観が見えてきました。
この家は「エアコンのいらない家」の著者YMOの山田氏監修のもと
快適な熱環境をデザインしたProject1000初の住宅です。
何気なく見える庇や窓にも位置や面積の工夫があります。
11月24日(月・祝日)にはクライアントのご厚意でオープンハウスを開催します。
当日は窓や庇以外の、室内の工夫もご紹介します。
是非お越し下さい。
ご予約はProject1000のホームページよりお問い合わせください。
2014.10.31 金物検査
10月初旬に上棟し、今日は構造設計者による金物検査。構造壁の位置や躯体に取り付く金物の検査を行いました。いつも大工さんが現場を綺麗にしてくれているおかげで、検査もスムーズに終えることが出来ました。
写真は2階のリビングです。南側に向いたハイサイドライトから十分な光が差し込んで気持ちの良い空間になりそうです。屋根も途中まで確認してきました。2人の大工さんに優秀な監督さんのおかげで、いつも密な打合せが出来ています。引き続き宜しくお願いいたします。
LEAF AWARDS 2013、日本建築家協会賞、日事連建築賞優秀賞等を受賞したバウンダリー・ハウス。
住み始めて2年が経ったクライアントへのインタビューをお送りいたします。
天工人スタッフ(以下、天):天工人には、どのようなご依頼をされましたか。
クライアント(以下、C):挑戦的な建築を作っていただきたいというのが主人の、平屋はわたしの希望です。
あとはもう山下さんにお願いをという形で。
天:住んでいてどんなことを感じられますか。
C:同じ瞬間ってないじゃないですか。ないはずですよね。
人生の中でも似たような瞬間はあるにしても、同じっていうのはたぶんないんですよね。
ここに住んでいると色んなものが見えるので、見れるので、余計それを感じるってのはあります。雲の動きも風の動きも、光も。もう木が揺れてたり、天気が変わると全部よーく見えますしね。それは普通のごく一般的な住宅に住んでたときに感じた事が無いことでした。境界にある「バウンダリー・ハウス」と名前を付けていただきましたけれども、ここはすごい田舎で自然はまだ身近にある地区なんですよね。虫もいます。梨園のわきを通ってくる道は今まで、何十年と変わらないんですけれど、近くにはだいぶ都会っぽくなってきた部分もあります。それでも自然をすごく感じるというのは、今このお家だから感じるというのはありますよね。外にいて自然を感じるというのではなくて、家の中で感じるっていうのがすごく新鮮だし、これは面白いなーって思いますね。
いやこれはやっぱり山下さんの天工人と、作ってくださった皆さんの総合の力のおかげで、ありがたいなーと思うんです。
(つづく)
2014.09.03 地下室防水工事
地下室を作る時、とても大切なのが防水工事です。コンクリートの壁と水を含む土との間の大事な役割を果たすため、これまでの経験を生かし、「シート防水」を採用しました。シートについている薬液がコンクリートと反応し、コーティングを作って水の浸入から守ってくれます。地下の耐圧の打設が済み、歩きやすくなった現場で作業が進められていました。
2014.09.05 地下室壁配筋検査
防水シートが敷き詰められてからは、いよいよ壁の配筋です。監督、構造者が口をそろえるほど、腕の良い職人さんによって手際よく、きれいに組まれています。「配筋は芸術だから。」私たちがデザインにこだわるように、鉄筋屋さんの世界でもこだわりはあるのですね。
地上部の配筋も組まれ始めました。引き続き、宜しくお願いいたします。